トンガにトンダ

青年海外協力隊・日本語教師で トンガに派遣されていました。     

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
今日の講義(?の一部)は大変個人的に考えさせられたので
ここにも書きたいと思います。
*これはあくまでも私の思ったことですので、違う意見を持たれる方も、
度合いが違うよ、という方もいらっしゃるかと思いますが、一個人の意見として読んでいただければと思います。



みなさん、「地球のステージ」の公演をされている桑山さんという方をご存じでしょうか。

By 伊良部氏
前日に私たちは勉強会をし、パレスチナ問題に関わってこられた方から歴史を中心に教えていただきました。



恥ずかしながら、私は全く知りませんでした。
彼は戦争さなかのパレスティナ、ガザ地区へ入り、医療活動をされていた方です。

今回、私たちの隊次にパレスチナ問題に関わってきた方や関心を持たれている方がいらっしゃり、パレスチナ問題を取り上げてくださるよう、お願いしていたそうです。
ですので、毎回行われている協力隊バージョンとは少し内容の違う公演になりました。


桑山さんは帰国されて間もないそうで、
言葉の一言一言が、大変重く、時には言葉を詰まらせ、涙をこらえる様子が、緊急事態であることを示し、彼の出会ってきた人々の全ての悲しみを背負っているようでした。

私は「死ね」と言われた人間だ。という言葉は大変ショックでした。

日本ではイジメ問題でよく出てくる「死ね」という言葉。
私たちがいかに死と向き合っていないかがわかりますよね。
戦争で日常的に友達や家族が殺され、わが身も明日をも知れず 生活をしているならば、そんな言葉は決して使えないでしょう。

イスラエル軍から標的にされる対象としてガザ地区で活動し、攻撃から逃れる日々。
毎日砲弾が飛んでくる中、医療活動を続け、時には一番の標的になりやすい救急車での搬送も行っていたそうです。

ガザではイスラエル軍による監視が厳しく、自由もなければ飲み水・食糧なども満足に手に入らない状況で毎日を食いつなぐ生活をしているそうです。
イスラエル軍による空爆で国連の施設まで狙われるほど深刻な状況です。

ここに暮らす人々の生活をどう想像すればよいのでしょうか。


私は戦争を生き抜き、沖縄のひめゆり資料館で
涙を流した祖母が、どんな思いで
若くして命を落としていった同世代の少女の写真を見つめていたのか
初めて、ようやく今になって本当に理解できた気がしました。

今まで私が理解していたと思っていた戦争のかなしさを私はなんと浅はかに、他人事として受け取っていたのだろうと桑山さんのついこの間の戦争下で活動された話を、歌を聞きながら涙があふれ出てきました。

祖母は今も元気に毎日を楽しんでいますが
戦争時の思い出は決して忘れることはできないでしょう。
これは多くの戦争、紛争地域の子供たちにも言えることです。

戦争で残されたもの。
それは ただ 悲しみ 憎しみ のみであると私は思います。

そんな中での希望の光はやはり子供たちの笑顔ではないでしょうか。
今日の写真・映像の中にもたくさんの子供たちの笑顔がありました。

こじれてしまった糸がいつか解れ、パレスチナに平和が訪れることを願ってやみません。

そしてぜひ、みなさんも機会があれば地球のステージ、ぜひご覧になってください。


今、私たちが平和に暮らしている同じ時間の同じ地球上のどこかで、
恐怖に、悲しみに、貧困に さらされている人々がどれだけいるのかが分かるでしょう。

知ること・感じること、そこから全てが始まるでしょう。

地球のステージ地球のステージ


ぜひ、みなさんのご意見をお寄せ下さい。











スポンサーサイト

コメント

何もできないけど…。
せめてずっと願っていよう。この世から戦争がなくなるように。せめて自分と周りの人と毎日を大切にしよう。
言葉にするとなんとちんけな…って思うけど、それが今日の私の限界だ。
明日からも頑張ろう。

>Me 
同感よ。 日本語教師なのに自分の思いを言葉にすることって難しいゎー
ちっぽけに聞こえるしね。


人を愛しましょう。 自分を愛しましょう。

平和ってそぅやって訪れるんだよ。きっとね☆

言葉にできない思いもきっと伝わってると思う.
私はそう信じてます.
平和ボケしそうな日本では薄れてしまう,悲しみ,喜び,感動などなど.しばし日本から離れて,事実を読み取る感覚を鍛えてきたい♪

>きび助さま

自分が考えていることなのに
言葉に置き換えることはとても難しいですね。
でも私たちには言葉以外にも自分を表現するものをたくさん持っているので、それを最大限に生かして、
現地の人と伝えあえればいいな、と思います。

地球に生きているのだと感じたいです。


叔母から最近手紙をもらって、
その中に1月7日付の新聞が入っていました。

ぺらぺらめくっていると、
なんと偶然にも桑山さんの記事を発見!!
イスラエルで医療活動している姿が写真付きで
大きく掲載されていました。

私たち19年度2次隊訓練時の「地球のステージ」は
桑山さんの旅行記を歌にしたもので、
貧困の中で明るく前向きに生きている方たちの
エピソードを添えて
弾き語って下さいました。

そんな桑山さんがイスラエルにいたなんて
思ってもいなかったので記事を読んだ時は
びっくりしました。

でも無事に帰国されて、「地球のステージ」
をまたやっていると知って安心した反面、
現実から目を背けない彼の姿に尊敬しました。

まいこもたくさん感じるところがあったんだね。
この思いをトンガで生かせますように!!

>Dokey
おぉ!そぅそぅ、新聞に載ってたって噂は聞いてたけど、結局記事は見てないんだよね。

すごいよね。彼の原動力は
「隣の人を見捨てない」ってことらしい。

ガザでの活動があまりにも生々しくて、
彼も戻ったばかりで辛かったと思うけど、
それでもこうやって語ってくれて本当にすばらしいことだよね。

桑山さんの歌声が多くの人の心に届きますように。

そして私なりの思いがトンガで伝わりますように。

状況は違えども。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://tonganitonda.blog105.fc2.com/tb.php/26-9e88ead6

Maiko in Tonga

Author:Maiko in Tonga
南太平洋ポリネシアに位置する
トンガ王国へ協力隊の日本語教師として2009年3月から2011年3月の長期派遣、2011年9月から2011年12月の短期派遣されていました。

これからトンガに行かれる方、トンガに興味を持たれている方へ
少しは参考になるかと思い、記録を少しではありますが、残しました。

ご参考になれば幸いです。



presented by 地球の名言

* アヤロビクスで世界制覇!!
-21-4次隊JV エアロビクス隊員

* puakaのfakapikopiko日記
-21-4次隊JV 村落開発普及員(防災教育)隊員

* もうタロイモなんか食べたくない!!
-22-1次隊JV ババウ島・ババウ高校        日本語教師隊員

* TONGAroll
-22-1時隊JV エウア島・エウア高校 日本語教師隊員

*しいたけズ!
-23-2次隊JV PC隊員

*トンガのひよっこ獣医日記
-23-2次隊JV 獣医隊員

*taroimoko日記
-23-2次隊JV そろばん隊員

*liosiのvesitapolo日記
-23-2次隊JV ババウ島 野菜隊員

* Les voyages forment ka jeunesse
-セネガル・看護師隊員のブログ

* ゆっすぅの煌く日々
-セネガル・村落開発隊員のブログ

* BENIN DE SKI
-ベナン・プログラムオフィサー のブログ

* し~け~
-ニジェール・感染症対策隊員のブログ

* ジャマイカ情報局(仮)
-ジャマイカ・木工隊員のブログ

* Hola,Ecuador! ~テニス隊員アジャミの日記~
-エクアドル・テニス隊員のブログ

* No Egypt, NoLife!
-エクアドル・ソーシャルワーカー隊員のブログ

* ☆秘露備忘録☆
-彩の国出身、ペルー・村落開発普及員のブログ

* ドミニカ共和国日記
-ドミニカ共和国・観光隊員ミキティーのブログ

* CLARAのドミニカンブログ
-ドミニカ共和国・観光隊員CLARAのブログ

* HANANのボヤッキー
-ドミニカ国・PC隊員のブログ

* before down
-トンガ・日本語教師隊員のブログ

*~トンガからのメッセージ~
-トンガ・養護教育(音楽療法)の活動機関のブログ

*'Ofa lahi atu eeeeeeee
-トンガ・養護教育(音楽療法)隊員の現在のブログ

* いいねトンガ気象局
-同期SVの方のブログ

* Ha'apai日記(ちゅんが)
-21-1次隊 ハアパイ島の船舶機器隊員

* ~BGMを聴きながら~
-21-2次隊JV バイオラ病院看護師隊員

* 山ネコの日記
-21-2次隊JV そろばん隊員

* 毎日malimali!@トンガ
-21-2次隊JV ババウ島の歯科衛生士隊員

* Just Go For It! ☆JOCV☆
-元キルギス・青少年隊員/私の親友のブログ

* Shukran
-我が家(日本)で飼ってるサルーキー犬のブログ

トンガのニュースが読めます

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。